田辺市議会 2021-06-25 令和 3年第4回定例会(第2号 6月25日)
田辺市は、平成16年に世界遺産登録された紀伊山地の霊場と参詣道のうち、熊野本宮大社などの記念工作物並びに旧社地大斎原等の遺跡及び熊野参詣道、大峯奥駈道の景観等の基準を満たした登録資産、国指定文化財を有し、これらの顕著で普遍的な価値を保全し、継承していく責務があります。
田辺市は、平成16年に世界遺産登録された紀伊山地の霊場と参詣道のうち、熊野本宮大社などの記念工作物並びに旧社地大斎原等の遺跡及び熊野参詣道、大峯奥駈道の景観等の基準を満たした登録資産、国指定文化財を有し、これらの顕著で普遍的な価値を保全し、継承していく責務があります。
つながる道ということで申し上げますと、世界遺産の鬪鶏神社から熊野本宮大社へと続く熊野古道は、世界に開かれた観光地として認知度と魅力度の向上に積極的に取り組んできた結果、国内最大級の外国人向け情報サイトにおいて、2020年に外国人が訪れるべき日本の観光地ランキングの第1位を獲得するなど、世界が認めた財産であることを再認識しました。
令和に改まったこの1年を少し振り返ってみますと、本市では、昨年の熊野本宮大社創建2050年に続き、ことしは鬪鶏神社の創建1600年、同時に、紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産登録15周年を迎え、正月のNHKでの特別番組放映を初め、年間を通じた各種記念事業の実施を通じて、熊野の歴史や精神、文化を発信することで、来訪者のさらなる増加につなげることができたと感じております。
なお、今申し上げた箇所につきましては、国道と並行して、国道の上部に当たるのですが、湯の峰、渡瀬もしくは熊野本宮大社へ通じる本来の熊野古道があります。この熊野古道はしばらく治山事業の影響で活用されておりません。
そのほかにも、熊野本宮大社での記念式典や京都上賀茂神社・下鴨神社での梅の奉納行事など、生産者、関係団体、行政が一体となり、紀州梅ブランドの確立と消費拡大に向けた取り組みが行われました。
この1年を振り返ってみますと、今年は熊野本宮大社が創建されて2050年ということで、年間を通じた各種記念事業の実施などにより、熊野本宮大社を中心とする熊野の悠久の歴史や文化を当地から強く発信することができ、市民の機運醸成や来訪者の増加につなげることができました。
特に、本宮町川湯地区につきましては、本市を代表する観光地の一つであり、世界遺産熊野古道を歩かれる方、熊野本宮大社に参拝される方が多く宿泊される温泉街であることから、今回の被害が本市の観光振興にも多大なる影響を与えるものと認識しております。
そうした中、ことしは世界遺産である熊野本宮大社が創建2050年を迎える記念の年でありまして、熊野本宮観光協会を初め、各種団体や民間事業者による熊野本宮大社御創建二千五十年奉祝式年大祭推進協議会が立ち上げられ、地域が一体となってさまざまな取り組みが進められています。
梅のことを言えば、ちょうど今月6月6日に平成18年に制定されました梅の日ということで、熊野本宮大社などで記念式典が開催されましたほか、東京でも梅フェアが開催される中、私も会派より農業研究クラブの委員として、東京大田市場での視察研修、そして紀州梅の会の皆様方と和歌山梅フェアに参加し、日本一の紀州の梅をPRしてまいりました。
創建から2050年を迎える熊野本宮大社では梅産業の発展を願う記念式典が開催され、京都賀茂神社では梅の奉納行事を実施したほか、市内幼稚園、保育所、小学校、中学校では給食で梅を提供いたしました。 東京大田市場では、私も恒例の和歌山の梅フェアに出席し、早朝から多くの市議の皆様方や地元関係者の方々にも御参加をいただき、市場関係者に日本一の梅をアピールしてまいりました。
現在、この聖地巡礼バスというのは、関係自治体としては高野町、田辺市、それから高野山から熊野本宮大社間に関係する交通事業者で構成されております。そこに参画させていただいて、高野山から熊野三山一路がつながるようなバスによる公共交通の整備に努めて旅行者の利便性を図りたいというものでございます。 ◆13番(東原伸也君) これはじゃ、もともとの協議会というのは、いつできているんですか。
観光につきましては、世界に開かれた質の高い観光地を目指し、田辺市熊野ツーリズムビューローや各観光協会等との連携により、世界遺産や世界農業遺産を国内外に向けて情報発信するとともに、本年の熊野本宮大社創建2050年に合わせて豊かな観光資源を生かした誘客に努め、交流人口の増加と地域の活性化に取り組んでまいります。
議案第15号 平成29年度田辺市一般会計補正予算(第7号)の所管部分のうち、観光費にかかわって、熊野本宮大社創建二千五十年奉祝記念事業の詳細説明を求めたのに対し、「熊野本宮大社御創建二千五十年奉祝式年大祭推進協議会に対する補助金で、主な使途は誘客のためのポスターやパンフレット、スタンプラリーの台紙などPRグッズの作成費用である。
障害者に係る更生医療費及び児童発達支援給付費、生活保護費の不適正な事務処理に係る国庫支出金等の返還金を、衛生費では、健康増進事業等の精算による国庫及び県支出金返還金を、農林水産業費では、平成30年1月に開催される東アジア農業遺産学会役員会及び国際シンポジウムに係る、みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会負担金を、商工費では、さらなる誘客促進を図るため、白浜町との共同プロモーション事業に係る経費及び熊野本宮大社創建二千五十年奉祝記念事業費補助金
また、世界遺産の熊野古道や熊野本宮大社に代表される古い歴史や文化、日本三美人の湯で知られる龍神温泉や日本最古の湯といわれる湯の峰温泉など、人々の心と身体を癒やす地域資源もたくさんあることから、多くの人々が訪れる観光地になっています。観光客が訪れることによる経済効果は本市にとって、はかり知れないものであり、頼らざるを得ない状況にあるかと思います。
田辺市では、市町村合併以前の2004年に紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産として登録され、特に熊野古道、熊野本宮大社が位置する中辺路、本宮地域では観光客が急増いたしました。 また、昨年2016年には田辺市の町なかにある鬪鶏神社などが追加登録されたことにより、さらに多くの方々が当地にお越しくださっています。
熊野本宮大社では、梅産業の発展を願う記念式典が開催され、また京都賀茂神社へ梅を奉納するなど、本年も積極的なPR活動を実施しました。私も、東京大田市場で開催された「和歌山の梅フェア」に出向き、早朝から多くの市議の皆様方や地元関係者の方々にも御参加いただく中で、梅干しの試食、梅の漬け方の紹介などを通して、市場関係者に紀州の梅を大いにPRしてまいりました。
真砂市長も施策と予算の大綱説明でも触れられておりましたが、市街地にある鬪鶏神社と熊野本宮大社がある終着地の本宮が同じ世界遺産につながったことは、新たな人の流れの創出や地域経済の活性化の観点からも大変意義深いことであります。
特に、市街地において新たな世界文化遺産が誕生したことは、鬪鶏神社から熊野本宮大社までが道でつながることからも大変意義深く、中心市街地活性化の契機になるものと考えて、観光誘客のためのさまざまな取り組みを進めております。
古くから良質な木材の生産及び製材業が行われてきた本地域には、熊野古道や熊野本宮大社などの世界文化遺産があり、さらに一昨年、世界農業遺産に認定された紀州備長炭の原料となる薪炭林と梅林を配置し、約400年にわたり高品質な梅を生産してきた農業システムがあります。